1.「殷代宝貝の社会的機能について――中国貨幣史の始源を探るための基礎的検討――」(『歴史民俗』第2号,2004年,18-32頁)※拙著『中国古代貨幣経済史研究』第1章所収(ただし相当修正している)。

2.「秦漢時代における物価制度と貨幣経済の構造」(『史観』第155冊,2006年,36-55頁)※拙著『中国古代貨幣経済史研究』第3章所収(ただし相当修正している)。

3.「秦漢時代における貨幣経済の形成とその構造的特質(修士論文要旨)」(『早稲田大学文学研究科紀要』第52冊,2007年,78~81頁)

4.「漢代における銭と黄金の機能的差異」(『中国出土資料研究』第11号,2007年3月,218-251頁)※拙著『中国古代貨幣経済史研究』第6章所収。

5.「文字よりみた中国古代における”貨幣”の展開」(『史滴』第29号,2007年12月,2-25頁)※拙著『中国古代貨幣経済史研究』第2章所収。

6.「秦漢帝国による「半兩」銭の管理」(『歴史学研究』第840号,2008年4月,1-18頁)※拙著『中国古代貨幣経済史研究』第4章所収。

7.「前漢初期における盗鋳銭と盗鋳組織」(『東洋学報』第90巻第1号,2008年6月,1-32頁)※拙著『中国古代貨幣経済史研究』第5章所収。

8.「戦国秦漢時代における布帛の流通と生産」(『日本秦漢史学会会報』第9号,2008年12月,81-110頁)※拙著『中国古代貨幣経済史研究』第7章所収。

9.「戦国秦漢貨幣経済の特質とその時代的変化」(成均館大学校BK21事業財団主催国際学術大会「東アジア歴史学新進研究者国際学術大会(予稿集)」,2009年1月17日,118-135頁,於大韓民国成均館大学校)
※拙著『中国古代貨幣経済史研究』終章所収。

10.「殷周時代における宝貝文化とその「記憶」」(工藤元男・李成市編『東アジア古代出土文字資料の研究』雄山閣,2009年3月,4-46頁)※拙著『中国古代貨幣経済史研究』第1章所収。

11.「中国古代貨幣経済史研究の諸潮流とその展開過程」(『中国史学』第19号,2009年10月,85-105頁)※拙著『中国古代貨幣経済史研究』序章所収。

12.「後漢時代における貨幣経済の展開とその特質」(『史滴』第31号,2009年12月,64-101頁)※拙著『中国古代貨幣経済の持続と転換』第1章所収。

13.「戦国秦漢時代における塩鉄政策と国家的専制支配」(『史学雑誌』第119編第1号,2010年1月,1-36頁)※拙著『中国古代貨幣経済史研究』第8章所収。

14.「晉代貨幣経済の構造とその特質」(『東方学』第120輯,2010年7月,18-33頁)※拙著『中国古代貨幣経済の持続と転換』第8章所収。

15.「戦国秦漢時代における王権と非農業民」(『史観』第163冊,2010年9月,15-33頁)

16.「三国時代の曹魏における税制改革と貨幣経済の質的変化」(『東洋学報』第92巻第3号,2010年12月,1-27頁)※拙著『中国古代貨幣経済の持続と転換』第4章所収。

17.「戦国・秦漢」(『史学雑誌 2010年の歴史学界―回顧と展望―』第120編第5号,2011年6月,195-201頁)

18.「『漢書』をめぐる読書行為と読書共同体―顔師古注以後を中心に―」(榎本淳一編『古代中国・日本における学術と支配』同成社,2013年2月,75-101頁)

19.「戦国趙武霊王の諸改革」(『日本秦漢史研究』第13号、2013年3月、58-85頁)

20.「『漢書』をめぐる読書行為と読者共同体―顔師古注以前を中心に」(『帝京史学』第29号、2014年2月,29-68頁)

21.「三国時代西南夷の社会と恩信」(『帝京史学』第30号、2015年2月,101-129頁)※拙著『中国古代貨幣経済の持続と転換』第6章所収。

22.「戦国時代における楚の都市と経済」(『東洋文化研究』第17号,2015年3月,1-29頁)

23.「中国古代の人びととその「つながり」」(『つながりの歴史学』北樹出版,2015年9月,2-29頁)※共著『つながりの歴史学』第1章所収。

24.「中国古代郷里社会の「きずな」と「しがらみ」」(『つながりの歴史学』北樹出版,2015年9月,108-132頁)※共著『つながりの歴史学』第5章所収。

25.「魏晋時代の人びととそのつながり――臨澤県黄家湾村出土晋簡等よりみた民衆社会――」(『歴史民俗研究(櫻井徳太郎賞受賞作文集)』第13輯,2016年2月,5-27頁)

26.「三国時代西南夷の社会と生活」(早稲田大学長江流域文化研究所編『中国古代史論集―政治・民族・術数―』雄山閣,2016年9月,143~168頁)
※拙著『中国古代貨幣経済の持続と転換』第6章所収。

27.「漢末群雄の経済基盤と財政補填策」(『三国志研究』第11号,2016年9月,15~32頁)※拙著『中国古代貨幣経済の持続と転換』第4章所収。

28.「木鹿大王攷――『三国志演義』とメルヴと雲南ナシ族をつなぐ一試論」(『中国古籍文化研究 稲畑耕一郎教授退休記念論集』下巻,東方書店,2018年3月,203-214頁)

29.「唐代砕葉鎮史新探」(『帝京大学文化財研究所研究報告』第18集,2019年9月,43-59頁)

30.「南朝劉宋時代における鋳銭とその背景」(工藤元男先生退休記念論集編輯委員会編『中国古代の法・政・俗』汲古書院,2019年12月,399-433頁)

31.「中国古代史研究の可能性――欧米の学説史動向を中心に」(『史滴』第41号,2019年12月,92-121頁)

32.「古代東アジア世界における貨幣論の伝播」(榎本淳一・吉永匡史・河内春人編『中国学術の東アジア伝播と古代日本』勉誠出版,2020年1月,119-136頁)

33.「日本古代における『漢書』の受容とその意義」(『帝京史学』第35号,2020年2月,5-46頁)

34.「文物としての随身魚符と随身亀符」(『帝京大学文化財研究所研究報告』第19集,2020年11月,127-147頁)

35.「秦漢時代の印璽」(『松丸東魚篆刻作品等受贈記念 萬象、一刀の中にあり――篆刻家・松丸東魚の仕事』早稲田大学會津八一記念博物館、2021年3月、24-34頁)

36.「王方翼攷――『旧唐書』巻185良吏王方翼列伝訳注を中心として」(『帝京大学文化財研究所研究報告』第20集,2021年10月,41-67頁)

37.「中国古代禿頭攷」(『中国文化の統一性と多様性』汲古書院、2022年4月,451-488頁)

38.「魏晋南北朝時代の仏僧と商人」(『東方学』第144輯、2022年7月,38-56頁)

39.「三国時代における孫呉の郷里社会――荊州長沙郡臨湘侯国の小武陵郷吉陽里と南郷宜陽里を例に――」(『三国志研究』第17号、2022年9月,37-61頁)

40.「魏晋南北朝時代における仏教と剃髪」(『東洋学報』第104巻第2号、2022年9月,101-130頁)

41.「動物と人間の中国古代史――『もののけ姫』を越えて――」(『ゲンロン13』株式会社ゲンロン、2022年10月,134-142頁)

42.「隋唐随身符制新探――玄宗即位以前を中心に――」(『古代文化』第74巻第3号、2022年12月,38-57頁)

43.「漢代の西域と敦煌の羌族」(『雲漢』第1号、2023年3月,128-143頁)

44.「中国古代の「日書」とその本質――「日書」と商業の関係解明をめざして――」(『史学研究(広島大学)』第315号、2023年6月,39-61頁)

45.「秦律令の地域性と「新地」の統治」(『日本中国学会報』第75集、2023年10月,3-18頁)

46.「秦漢時代の戦果報告――「首虜」「生口」攷――」(『中国古代における軍事と国家統治』汲古書院、2024年、●頁)